国産松茸を年に一度はご家庭で!

松茸狩り

松茸狩りと称して料金を払って山に入れるところは、山形では採り放題。採ったきのこは全て無料で持ち帰ることができます。といっても素人の場合、松茸は一日に一本採れればいいほうですから、採れればラッキーという気持ちで松茸狩りを楽しみましょう。
松茸狩りは、朝一番(夜明けの5時ごろ)から山に登ることをお勧めします。それは日没から朝までに大きくなったものをいち早く見つけることができることはもちろんですが、人が登ったあとを登ると、心理的に「人が登ったあとだから出ていないだろう、、、」と見つける意欲が半減してしまいがちです。また、出ていそうな場所だけでなく、人が探さないような場所をあえて探したりして、無駄な体力を使ってしまいます。
また、雨上がりは落ち葉が地面にくっつき、松茸が顔を出しているのを比較的容易に見つけることができます。
姿勢は、山の下から上に向かって、松茸のかさの裏側を見つけるぐらい姿勢を低くします。

松茸狩り成功への豆知識

  • 松の木は約50年生(直径30~40センチ)で、周囲半径3メートル
  • 日当たりが良く、水はけが良く、風通しの良い雑木の少ないところで、雑菌のにおいがしないところ
  • 出やすい山の斜面の順番は、南>西>東>北
  • 一本見つけたところの周り2メートル(松茸ゲット率:60パーセント以上)
  • 山の峰沿い(ただし、誰もが探すポイントですから朝一番に行けたらおすすめ)
  • 松茸はほぼ毎年同じところに出ることから、次第に松茸狩りする道がついています。その道の山側。(松茸ゲット率:20パーセント)
  • 入山の際に必要なもの:服装は、長袖、長ズボン、長くつ、帽子。持ち物は、軍手、ハケゴ、タオル、飲み物、着替え、携帯電話、携帯灰皿(タバコを吸われる方)。
  • その他の注意事項
    • 時期的にハチが発生する場合があります。ハチは本能で黒い色に反応します。服装は明るい色にしましょう。ハチの巣を見つけたら管理塔へお知らせください。
    • 熊にも注意しましょう。熊は通常は温厚ですが、出会いがしらで人と遭遇したときなどは、熊も驚いて襲ってくることがあります。鈴やラジオなど音の出るものを携帯することをお勧めします。

高畠町稲子(いねご)松茸山

  • 松茸狩り期間:毎年9月中旬から10月下旬まで(休山日あり)
  • 松茸狩り時間:午前5時から午後3時まで 午前10時30分で受付終了
  • 松茸狩り料金:
    • 中学生以上は、一日券2,000円(半日券はありません)
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    • 中学生未満は、無料
  • 松茸狩り入山券販売所:松茸山管理塔
  • 問い合わせ、連絡先
    • 稲子山管理棟 080-5225-8715(期間内)
稲子まつたけ山案内図
稲子まつたけ山案内図(PDF72K)